高市首相のXまた炎上! 高齢者の生活実態そっちのけ、「健康」「やりがい」だと就労勧める余計なお世話
実際、高齢者が働いているのは、「生活のため」という理由がほとんどだ。内閣府の調査によると、仕事をする主な理由は「収入のため」が55.1%と最も多く、「体によいから、老化を防ぐから」は20.1%だった。また、厚労省の調査によると、高齢者世帯の55.8%が「生活が苦しい」と答えている。
事実、年金だけでは、とても暮らしていけないのが実態だ。
■平均受給額は夫婦2人あわせても12万円
国民年金の平均受給額は、わずか月額6万1943円である。夫婦2人あわせても12万円。家賃を払ったら、ほとんど手元に残らないはずだ。厚生年金でも平均15万7680円。20万円以上受け取っている恵まれた高齢者は、受給権者の2割足らずだという。
経済評論家の斎藤満氏はこう言う。
「高齢者に就労を勧めるとは、余計なお世話です。言われなくても、高齢者の多くは、生活のために働いています。この物価高では、年金だけではやっていけないからです。将来不安から『働けるうちは働こう』という高齢者も多い。いま多くの高齢者は『長生きリスク』に怯えています。この先、80歳、90歳と長生きしたら、いくらカネがかかるのだろうかと不安を抱いている。その高齢者にむかって、よくも高市首相は、『健康のためだ』『やりがいだ』などと、言えたものです。まずは、どうすれば高齢者が安心して暮らせるかを考えるべきでしょう。高市政権は、現役世代から支持を得るために、高齢者の負担を増やそうしていますが、本来は、高齢者vs現役世代の対立構造をあおるのではなく、庶民と富裕層に分け、富裕層に負担してもらうのがスジのはずです」


















