違法収益44億円! 超巨大スカウト組織トップを逮捕した警視庁の執念

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数千万円をかけて独自アプリを開発

 ナチュラルは09年ごろ、「木山兄弟」と呼ばれる3兄弟の長男の小畑容疑者が中心となり、東京・新宿の歌舞伎町で活動を開始。わずか10年あまりでメンバーは1500人以上まで膨らみ、22年には「紹介料」として、44億5000万円の違法収益があった。

 警視庁は組織壊滅に向け、グループの幹部が出入りするアジトや自宅にカメラを仕掛けて監視を続け、昨年1月下旬、ナチュラルの関係先数十カ所を一斉捜索。ところが直前の1月中旬、小畑容疑者は突然姿をくらまし、あと一歩のところで取り逃がした。

 グループは警察を「ウイルス」と呼び、摘発された時の対応を指導する「ウイルス対策課」を設置。数千万円をかけて秘匿性の高い独自のアプリを開発して、情報を管理。メンバー同士が捜査員の顔写真を共有するなどして、警察対策を徹底していた。

 資金力と組織力を背景に、暴力団と協力関係を築き上げた超巨大スカウトグループの全容解明が進められる。

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