楽天がNO…マー君残留なら「怒りや不快感が投球に影響」と識者

公開日: 更新日:

 公の場で初めてメジャー志向を明らかにした楽天田中将大(25)に対し、球団側は「連覇を目指す一員として残って欲しいという話はした」(立花球団社長)と、残留を要請した。新たな入札制度(ポスティングシステム)が発効した17日、会談した両者の主張は依然、平行線をたどっている。

■残留で来季のピッチングに及ぼす影響は?

 田中は17日の会見で、「ポスティングシステムというのは球団の権利。球団に『かけません。残ってくれ』と言われれば、プロとしてそこでまた全力を尽くすし、その覚悟はできている」と話した。

 田中は確かにマジメな選手だ。希望がかなわなかったからといって、手を抜くタイプではない。立正大学教授(心理学)の斉藤勇氏もこう言う。

「心理学的な見地からすると、プロアスリートは一般の方に比べ、非常に強い精神力を持っています。その中でも田中選手は、緊迫感が続くシーズンで毎年のように活躍しているので、普通の選手以上にメンタル面は強いでしょう。仮に残留して来季日本でプレーすることになっても、ある程度のパフォーマンスは出せるはずです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    オコエ瑠偉 行方不明報道→退団の真相「巨人内に応援する人間はいない」の辛辣

  2. 2

    ヤクルト青木宣親GMは大先輩にも遠慮なし “メジャー流”で池山新監督の組閣要望を突っぱねた

  3. 3

    矢沢永吉&松任谷由実に桑田佳祐との"共演"再現論…NHK紅白歌合戦「視聴率30%台死守」で浮上

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    清原和博 夜の「ご乱行」3連発(00年~05年)…キャンプ中の夜遊び、女遊び、無断外泊は恒例行事だった

  1. 6

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 7

    Cocomiと男子バレー小川智大の結婚に立ちはだかる母・工藤静香の“壁” 「日の丸ブランド」認めるか?

  3. 8

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  4. 9

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  5. 10

    《浜辺美波がどけよ》日テレ「24時間テレビ」永瀬廉が国技館に現れたのは番組終盤でモヤモヤの声