「阪神の呉昇桓は林昌勇より下」…韓国球界関係者が語る根拠

公開日: 更新日:

「呉昇桓は林昌勇より活躍できる? いや、林には及ばないと思う」

 阪神の新助っ人・呉昇桓(31)について、某韓国球界関係者がこんなことを言っている。

 呉は現在、米グアムで韓国人助っ人の先輩に当たる前ヤクルトで現カブスの林昌勇(37)と合同自主トレを行っている。呉は内容は明かさなかったが、同じ抑え投手として、日本通算128セーブを挙げた林から成功の秘訣や、宿敵である巨人の対策を熱心に聞き出しているという。

 韓国では呉が「石直球」、林は「蛇直球」と称されるように、ともに切れ味鋭い直球が武器。林からのアドバイスは、日本でプレーするに当たって大いに役立つことだろう。

「ただ、呉と林を比較したとき、林にはあって呉にはないものがある。そこが心配の種」

 とは、冒頭の韓国球界関係者だ。
「呉は150キロを超えるストレートが武器だが、林はヤクルト時代、その上を行く最速160キロの剛速球を持っていた。また、呉は縦のスライダーに加えて、時々打者のタイミングを外すためにカーブを投げるだけで球種が少ないが、林はスライダーに加えてフォークを投げ、横手投げということもあり、右打者の胸元に食い込むシュート、シンカーが有効だった。内外角を使う技術があったから、日本で成功できたと思う。呉にそれができるか、疑問はある」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発