講演、取材に引っ張りダコも…阪神・掛布DCの寂しいフトコロ

公開日: 更新日:

 今オフ、25年ぶりに阪神に復帰した掛布DC(58=GM付育成&打撃コーディネーター)が大人気だ。

 秋季キャンプで現場復帰するや、マスコミは掛布DCの一挙手一投足に注目。身ぶり手ぶりで熱血指導する「ミスタータイガース」は、阪神のオフの話題を独占した。

 掛布DCは近年、自身の借金問題などで仕事が減り、ピーク時には2億円あったという年収も激減したといわれている。今は阪神に所属しながらも球団から“副業”を許可されており、講演や野球教室などで多忙を極めている。

「でも、いくら掛布さんの人気、知名度があっても今のご時世、多くは望めない」
 とは、某阪神OB。

「10年以上前なら『阪神OB』という肩書があれば、最低でも講演会で50万、野球教室で30万円はもらえた。『掛布クラス』なら1回の講演会でその倍のギャラが出たはず。ただ、近年は世の不景気もあってか、関西の有名評論家でも野球教室やゴルフコンペで10万円をもらえれば御の字。私も最近、有名人が関西圏で主催した野球教室に行き、アゴアシ付きで25万円のギャラが出て大喜びしました。月収1000万円? いくら掛布さんでもそこまでは……」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした