ソチ五輪のとばっちりを食ったラグビー日本選手権

公開日: 更新日:

 ソチ五輪フィーバー、バカ騒ぎに揺れる日本列島だが、思わぬとばっちりを食ったのがラグビー協会だ。例年2月といえばラグビーシーズンのハイライト。日本選手権の戦いが繰り広げられるからだ。それが今年は準決勝が3月1日、決勝が9日とずれ込んでいる。

 ソチ五輪を避けたわけではない。担当記者がこう言う。

「NHKが中継できないからです。2月8日から23日までのソチ五輪の期間中はスポーツ番組はオリンピックにほとんどかかりっきり。とてもラグビーまで手が回らないそうです。ソチと2016年のリオ五輪と合わせて、NHKと民放は約360億円の放送権料を払っているが、大半はNHKが負担している。日曜日の午後はソチ五輪の生中継や録画を流す。同時間帯にラグビーを中継してバッティングさせる必要はないでしょう」

 ラグビー協会にとってもソチ・フィーバーの陰でひっそりやるより、延期の方がいいかも知れない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」