中継ぎがアキレス腱に…マー君の勝ちを左右する“分業制度”

公開日: 更新日:

 実際、昨年は弱体救援陣に対し、先発陣から不満の声が上がっていたそうで、一時チーム内のムードが険悪になったこともあったという。

「先発投手のひとりがある試合で、首脳陣の降板指令に反発したというのです。おそらくアテにならない中継ぎに後を任せるくらいなら、自分がもう少し踏ん張るという意図でしょう。以来、中継ぎ陣の中には<俺たちを信用しないなら、自分たちでどうぞ>という態度を取るのも出始めた。いまだに先発投手陣と中継ぎ陣の間には少なからず溝があって、互いに話をする姿をあまり見かけないくらいです」(前出のメディア)

 田中が後を任せるべき中継ぎ陣はただでさえ脆弱(ぜいじやく)なうえ、彼らと先発陣の関係もしっくりいっていない。
 メジャーは分業制が確立。先発完投はほぼ許されないだけに、救援陣が田中のアキレス腱になるかもしれない。

■軽め調整

 田中はこの日午後、球場入り。オープン戦2度目の登板となる6日(日本時間7日)のフィリーズ戦に向けて軽めの調整をした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

  2. 2
    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

  3. 3
    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

  4. 4
    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

  5. 5
    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

  3. 8
    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

  4. 9
    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

  5. 10
    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず