5分談笑も…先発もマー君対決も見送りメッツ松坂の“心境”

公開日: 更新日:

 メッツ松坂大輔の先発復帰はならなかった。 チームは12日(日本時間13日)、サブウエーシリーズ第3戦(14日、シティフィールド)でマイナーから昇格するラファエル・モンテロを起用すると発表。先発5番手メヒアの配置転換で一時、松坂も先発候補に挙がっていたが、「いい仕事をしているから、救援のままにしておきたい」(アルダーソンGM)と、今後もリリーフとしてブルペン待機する。これで14日に先発する田中将大との投げ合いは実現しなくなった。

 試合前の練習中に田中と対面した松坂。田中から挨拶されると、がっちりと握手を交わし、約5分間談笑したが、依然として先発復帰を希望しているだけに複雑な心境だったに違いない。

■黒田、6回4失点

 なお、サブウエーシリーズ初戦に先発した黒田は6回を投げて2本塁打を含む7安打4失点。打線の援護にも恵まれて勝利投手の権利を持ったまま降板したが、リリーフ陣がリードを守れず3勝目はならなかった。

▽ニューヨーク
メッツ100 012 230―9
ヤンキース040 003 000―7

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  3. 3

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 4

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  5. 5

    来春WBCは日本人メジャー選手壊滅危機…ダル出場絶望、大谷&山本は参加不透明で“スカスカ侍J”に現実味

  1. 6

    詞と曲の革命児が出会った岩崎宏美という奇跡の突然変異種

  2. 7

    高市政権にも「政治とカネ」大噴出…林総務相と城内経済財政相が“文春砲”被弾でもう立ち往生

  3. 8

    「もう野球やめたる!」…俺は高卒1年目の森野将彦に“泣かされた”

  4. 9

    連立与党の維新が迫られる“踏み絵”…企業・団体献金「規制強化」公明・国民案に立憲も協力

  5. 10

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋