代表の最大派閥“大久保組”はチームにプラス? マイナス?

公開日: 更新日:

香川と柿谷が“番頭格”

 ブラジルW杯が開幕した現地12日、日本代表はサンパウロ州イトゥ市内のベースキャンプ地で午後3時半(日本時間13日午前3時半)からチーム練習を行った。

 グループリーグ初戦のコートジボワール戦(日本時間15日午前10時キックオフ)に先発が予想されるFW本田圭佑(28)、FW香川真司(25)、FW岡崎慎司(28)、DF長友佑都(27)といった主力は順調に練習メニューを消化。13日午後には試合会場レシフェに向けて移動し、同午後8時半から前日公式練習を行う。

 これまでザックジャパンは、4年前の南アW杯で1トップとして日本代表をベスト16に引き上げた本田が「王様」として君臨してきた。年長者のMF遠藤保仁(34)、DF今野泰幸(31)、長谷部誠(30)は、性格的にオレが! オレが! というタイプではなく、むしろ本田をもり立てる側に回り、それでチーム内の均衡がとれていた。

 そこにサプライズ選出のFW大久保嘉人(32)が割って入り、主力選手を配下につけることで勢力拡大。“大久保組”が一大勢力としてザックジャパンを牛耳りつつある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘