本田圭佑「虚像と実像」(9)友人宅に上がり込み食い尽くす

公開日:  更新日:

 ピッチ内では「ヘタクソ」。ピッチ外では「傍若無人」。ガンバ大阪ジュニアユースのチームメートの大半が、本田への“対応”に頭を抱えるようになった。

 連れ立ってカラオケに行く。本田はマイクを離さず、大好きなラルクアンシエルの歌を何度も何度も熱唱。周囲から「おい、ええかげんに代わらんか!」と怒鳴られても聞く耳を持たない。

 両親が離婚し、親代わりの祖父母は朝から夜遅くまで働き通し。練習後、家に帰っても食事にありつけないことは日常茶飯事だった。外食するような金銭的な余裕もない。窮余の一策は、チームメートの「自宅訪問」だった。

 ジュニアユースの練習が終わると、決まってめぼしい仲間を捕まえる。
「おまえんちで晩メシ食ってもええか?」

 そう持ちかけOKが出ると、鋭い眼光をニヤリとさせ、そそくさと友人宅に転がり込んだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    長野以外にGベテランリスト漏れ 広島“ポロリ発言”の波紋

  2. 2

    巨人ナインに深刻“長野ロス”…超気配り男の逸話伝説も数々

  3. 3

    裏交渉も暴露され…ロシア人も哀れむ安倍政権“土下座”外交

  4. 4

    自公3分の2圧勝シナリオ 1.28通常国会“冒頭解散説”急浮上

  5. 5

    海老蔵は“秒読み”? 没イチ男性が死別再婚する時の注意点

  6. 6

    仏当局捜査“飛び火”か 五輪裏金疑惑で日本政界が戦々恐々

  7. 7

    経団連会長が転換 「原発どんどん再稼働」に飛び交う憶測

  8. 8

    また生え抜き看板…巨人“大チョンボ”長野流出の真相と波紋

  9. 9

    アニキが勧誘も…前広島・新井が「阪神コーチ」断っていた

  10. 10

    初登場G球場で“孤独トレ” 丸は巨人で「我」を貫けるのか

もっと見る