「ドラ1位指名」9球団 早大・有原が抱える2つの“不安材料”

公開日: 更新日:

「好調時は速球が150キロを超え、スライダーも打者の手元でキレる。コーナーを突く制球力もあります。ポテンシャル自体は今年、ルーキーながら2ケタ勝った広島の大瀬良やロッテの石川より上。毎年、15勝するだけの潜在能力はある」

 こう言うのはセ・リーグのある編成担当者。2日後の23日に迫ったドラフト会議の目玉である早大の有原航平投手(4年=広陵)に関してだ。

 この編成担当者の球団が行ったシミュレーションによれば、「西武は高橋光成投手(前橋育英)の1位指名を公表したし、安楽智大投手(済美)を単独で狙う球団も出てくる。巨人岡本和真内野手(智弁学園)にいくかもしれないけど、それ以外、ほとんどの球団は有原にいきそう。すでに1位指名を公表した広島をはじめ、計8~9球団が1位でいく」というものだったそうだ。

 それでも、この編成担当者が「ポテンシャルは……」とか「潜在能力は……」といった、ただし書きを付けるのはそれなりの理由がある。有原にはフィジカル面と精神面に不安材料があるというのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状