広島入り早々に本拠地で練習 沖縄では“黒田台風”発生確実!

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広島を取材して40年になりますが、宮崎日南キャンプの球場スタンドに立ち見のお客さんが出たのを見たのは今年が初めて。75年の初優勝の翌年でもここまでの注目、熱気は感じられなかった。旧知の観光協会の方は、『これで黒田投手が来てたら大変なことになっていましたよ』とうれしい悲鳴でした」(スポーツライターの駒沢悟氏)

 ヤンキースから8年ぶりに復帰するその黒田博樹(40)が昨15日、羽田から空路で広島入り。空港で約100人のファンに出迎えられた。驚いたのは、その足で4年ぶりに本拠地のマツダスタジアムを訪れると、胸に「CARP」の文字が入った赤いトレーニングウエアに着替え、いきなりトレーニング。球場見学に来ていた一般ファンからは、どよめきの声が上がっていた。

「キャンプで話を聞いた緒方新監督は、いまだに『黒田の復帰は本当にビッグニュース』と興奮を隠しきれず、『彼の精神的なタフネスさ、技術を探求する姿勢、そういうものをぜひ、選手には学んでほしい。実際に会うのが待ち遠しい』と言っていた。競争、といっても前田健、黒田、大瀬良の先発3本柱は決まっていて、本気で優勝を狙っています」(駒沢氏)

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