6試合無安打のソフトB李大浩 不振の裏に「ダイエット」あり

公開日: 更新日:

 ソフトバンクの主砲・李大浩(32)が開幕から極度のスランプに陥っている。

 昨12日の日本ハム戦も「5番・一塁」でスタメン出場しながら、4打数無安打(2三振)。これで4日の西武戦から6試合連続無安打となり打率も.109に落ち込んだ。

 本人はこの体たらくについて、「タイミングの取り方が悪い。練習では出来ているのに」と嘆いているが、チーム関係者によれば「それだけじゃない。ダイエットも絡んでいる」という。

 李は今春の自主トレで140キロ近くあった体重を絞り、約10キロのダイエットに成功。2月の春季キャンプ(宮崎)ではその「激痩せぶり」が報道陣や球団関係者の話題になり、「まるで別人」とまで囁かれていた。

 ところが、急激に減った体重によって体のバランスや打撃の感覚に狂いが生じ始めたようで、オープン戦も打率.211、2本塁打に終わっていた。

 本人にとっては良かれと思って始めたダイエットも、今となっては大誤算。胸の内では「やらなきゃよかった」と思っているかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因