釜本氏が不甲斐ない海外組に「次の試合前に合宿を」と苦言

公開日: 更新日:

 岡崎も同じ。せっかくドイツで結果を残しているのに落ち着きがなかった。FW宇佐美は力み過ぎていたね。オレが何とかしなきゃ、と力が入るとダメになる典型例。自覚しておくべきだろう。

 後半途中から出てきたFW大迫、FW原口、FW武藤には「自分の特徴を出しなさい」と言いたい。どんな局面であっても、まずは自分の持ち味を出し、そしてフィニッシュに絡んでいく。それが攻撃系選手の仕事だ。

■守る相手をこじ開ける練習だけを

 メディアにも注文をつけたいね。ハリルホジッチ監督が、日本サッカーに「縦に速い戦術を植え付けた」「日本を強くしてくれた」という調子で持ち上げてきたが、実際は、FIFAランク154位の相手に勝ち切れなかった。そうなった時に批判するのではなく、普段から是々非々の立場で報道すべきである。

 日本相手に守り切ったシンガポールのチーム戦術は、他の対戦国に有効なヒントを与えた。人数をかけて守り、自ゴールにフタをしている状態でも、日本はひたすら中央突破を図ってくることが再確認できた。中央を閉めておけば、そう簡単に点は取られないのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の三振激減がドジャース打者陣の意識も変える…史上初ワールドシリーズ連覇の好材料に

  2. 2

    国民民主党から問題議員が続出する根源…かつての維新をしのぐ“不祥事のデパート”に

  3. 3

    党勢拡大の参政党「スタッフ募集」に高い壁…供給源のはずの自民落選議員秘書も「やりたくない」と避けるワケ

  4. 4

    「ロケ中、お尻ナデナデは当たり前」…「アメトーーク!」の過去回で明かされたセクハラの現場

  5. 5

    注目の投手3人…健大高崎158km石垣、山梨学院194cm菰田陽生、沖縄尚学・末吉良丞の“ガチ評価”は?

  1. 6

    夏の甲子園V候補はなぜ早々と散ったのか...1年通じた過密日程 識者は「春季大会廃止」に言及

  2. 7

    コカ・コーラ自販機事業に立ちはだかる前途多難…巨額減損処理で赤字転落

  3. 8

    巨人・坂本勇人に迫る「引退」の足音…“外様”の田中将大は起死回生、来季へ延命か

  4. 9

    高市早苗氏の“戦意”を打ち砕く…多くの国民からの「石破辞めるな」と自民党内にそびえる「3つの壁」

  5. 10

    「U18代表に選ぶべきか、否か」…甲子園大会の裏で最後までモメた“あの投手”の処遇