SB李の一発フイに…地方球場で映像判定“不可”NPBの言い訳

公開日: 更新日:

 23日の西武戦で、ソフトバンク李大浩のホームランが認められなかった。

 1点リードの三回に左翼席に放り込んだと思いきや、審判の判定はファウル。工藤監督は抗議するも、県営大宮球場にはモニターはなし。映像確認もせずに判定は覆らなかった。

 打った李は「100%ホームランだと思った」と主張。審判の目にどう見えたのかはわからないが、試合中継を見る限りでは明らかにポールより内側に打球は落ちていた。

 試合後の工藤監督は渋い表情でこう語った。

「テレビ中継も球場のモニターもないならいいけど、今日はテレビ埼玉が中継してたでしょ。それで確認すればいいのに、自分たち(NPB)が設置モニターじゃないと……ではねえ。それ(テレビ中継)でも何とか出来るように、NPBにはお願いしたい」

 試合は八回降雨コールドでソフトバンクの勝利と、何から何まで釈然としなかった試合。地方球場だからモニター確認が不可能ならば、審判にはなおさら正確なジャッジが要求される。それが無理なら、NPBは地方球場の試合に5人でも10人でも審判を送るべきだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 2

    自維連立に透ける実現不能の“空手形”…維新が「絶対条件」と拘る議員定数削減にもウラがある

  3. 3

    自維連立が秒読みで「橋下徹大臣」爆誕説が急浮上…維新は閣内協力でも深刻人材難

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?

  1. 6

    ポンコツ自民のシンボル! お騒がせ女性議員3人衆が“炎上爆弾”連発…「貧すれば鈍す」の末期ぶりが露呈

  2. 7

    日本ハム1位・伊藤大海 北海道の漁師町で育った泣き虫小僧

  3. 8

    米倉涼子の薬物逮捕は考えにくいが…業界が一斉に彼女から手を引き始めた

  4. 9

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 10

    影山雅永JFA技術委員長の“児童ポルノ逮捕”で「森保監督がホッとしている情報」の深層