著者のコラム一覧
マーク金井クラブアナリスト、クラブ設計家

1958年、大阪府出身。ハンデ3。ゴルフ雑誌の編集記者からフリーに転身。05年にアナライズを設立し、自社スタジオでゴルフクラブの計測、試打を専門的に始める。同時にメーカーが作れなかった、アマチュアを救うクラブを設計し販売も手がける。執筆活動も積極に行い、新聞、雑誌、インターネットで連載を多数抱え、著作物も定期的に発刊。近著では、「今より30ヤード飛ぶクラブを選ぶための36の法則」(実業之日本社)、「一生役立つゴルフゴルフ超上達法」(マイナビ出版)がある。現在、新刊書も数冊手がけている。

グリーン傾斜はスマホで計測できるようになった

公開日: 更新日:

 先週の男子ツアー「全英への道~ミズノオープン」は、46歳の手嶋多一が優勝。主催するミズノの契約選手が同大会に優勝したのはなんと29年ぶり。1986年の中嶋常幸以来、ホストプロが勝利を収めた。これで手嶋プロは、今年の全英オープンの出場資格も手にした。

 手嶋プロに限らないが優勝する選手はグリーン上でのミスを最小限に抑えている。ショットが良くても、パットが決まらなければスコアを伸ばせない。そして、パットを確実に決めるには、グリーンの傾斜を正しく読み切ることが求められる。

 では、どうすればグリーン上の傾斜を正確に読めるのか?

 グリーンの傾斜を読む方法としては、「グリーンに上がる前に傾斜を確認する」とか、「目線を低くして傾斜を読む」とか、「カップ反対側から傾斜をチェックする」というのがある。いずれも理にかなっているが、米国ではもっと別な方法で傾斜を読む選手やキャディーが増えている。足の裏で傾斜を感じ取ったり、練習ラウンドの時にデジタル傾斜計を使って、グリーン面を測量しているのだ。ボクも最近は、練習グリーンやプライベートのラウンドの時はスロープレーにならない範囲で、傾斜計を使っている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑