「東京五輪までに」と豪語 サッカーのアジア王座は中国に渡る

公開日: 更新日:

 日本でJリーグ草創期にリネカーやジーコがプレーしたことはあっても、しょせんは“晩年の金稼ぎ”。チームが丸ごと欧州化したことはない。

■トップスクールは200倍の“狭き門”

 恒大スクールに集まった小4~高2の全2650人は、200倍の狭き門をくぐり抜けてなお、年間95万円の学費を払って指導を受けている。競争意識は高い。

「全寮制で朝起きたら、ジャージーに着替え、午前中は数学などの座学の授業を受けます。午後の実技指導は、あいさつからすべてスペイン語。スペインリーグでのプレーを完全に見据え、実際、ヨーロッパのビッグクラブのスカウトが視察に来ています。U20代表のうち10人が、このチームから出ていますが、狙っているのはもっと上。すべての環境がスペインのプロと同じなので、コーチは『東京五輪のころには中国がアジア王者』と豪語していますよ」(前出のジャーナリスト)

 W杯での日本の雄姿はせいぜい次のロシア大会が見納めか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」