決勝適時打のソフトB明石 万能選手が輝く“珍条件”とは?

公開日: 更新日:

 チーム一どころか、「球界ナンバーワンのユーティリティープレーヤー」と名高いのが、ソフトバンクの明石健志(29)だ。

 20日のオリックス戦では同点の七回に決勝適時打を放った。今季は一塁と二塁でそれぞれ30試合前後、スタメン出場しており、この日は「1番・二塁」。あるチーム関係者は、「明石は決まったポジションを与えない方が輝く選手なんです」とこう言う。

「持ち味は内野ならどこでも守れる器用さ。12年を最後に守っていないとはいえ、外野守備だって可能です。数年前、明石が本気で『二塁のレギュラーを掴む!』とキャンプから燃えていたことがあった。当時の首脳陣は口では『そうか、頑張れ』と言っていたものの、実際は『明石がベンチにいれば、内外野の守備固め、代走が一人で賄える。アイツが本多から二塁を奪ったら、代わりに何人ベンチに入れなきゃいけないんだ』と頭を抱えていたほどです」

 縁の下の力持ちがいるチームは強い。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々