3年ぶり優勝の服部真夕 スランプ克服の陰に“思考転換”が

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【CATレディース】

 服部真夕(27)が逆転で3年ぶり5度目の優勝を決めた。

「本当にここに戻ってこられて良かった。もう一度こうして優勝できるなんて夢みたい。(師匠の)岡本綾子さんには感謝を伝えたい」(服部)

 2012年から2年以上も優勝から遠ざかり、春先には9試合連続で予選落ちするなど、大スランプに陥った。脱出のきっかけは、「岡本さんに甘えて自分で考えることをしてなかった」(服部)と5月に師匠から独り立ちしてからだ。

 ゴルフジャーナリストの早瀬利之氏が「岡本と同じことをやろうとしたけど、それではダメだということがわかったのでしょう」と、こう続ける。

「岡本はソフトボールからの転身ということもあり、デビュー当時からプロに知り合いがおらず、昼食もひとりでポツンと食べていたり、一匹狼で群れようとしなかった。性格は典型的なマイペースで先輩プロに媚びたりしないものだからいじめられ、箸の上げ下ろしまで注意された。それで日本を脱出、米ツアー挑戦を決意したように、常に自分で道を切り開いていったのです」

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