3年ぶり優勝の服部真夕 スランプ克服の陰に“思考転換”が

公開日: 更新日:

【CATレディース】

 服部真夕(27)が逆転で3年ぶり5度目の優勝を決めた。

「本当にここに戻ってこられて良かった。もう一度こうして優勝できるなんて夢みたい。(師匠の)岡本綾子さんには感謝を伝えたい」(服部)

 2012年から2年以上も優勝から遠ざかり、春先には9試合連続で予選落ちするなど、大スランプに陥った。脱出のきっかけは、「岡本さんに甘えて自分で考えることをしてなかった」(服部)と5月に師匠から独り立ちしてからだ。

 ゴルフジャーナリストの早瀬利之氏が「岡本と同じことをやろうとしたけど、それではダメだということがわかったのでしょう」と、こう続ける。

「岡本はソフトボールからの転身ということもあり、デビュー当時からプロに知り合いがおらず、昼食もひとりでポツンと食べていたり、一匹狼で群れようとしなかった。性格は典型的なマイペースで先輩プロに媚びたりしないものだからいじめられ、箸の上げ下ろしまで注意された。それで日本を脱出、米ツアー挑戦を決意したように、常に自分で道を切り開いていったのです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  4. 4

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  5. 5

    timelesz篠塚大輝“炎上”より深刻な佐藤勝利の豹変…《ケンティとマリウス戻ってきて》とファン懇願

  1. 6

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  2. 7

    国民民主党“激ヤバ”女性議員ついに書類送検! 野党支持率でトップ返り咲きも玉木代表は苦悶

  3. 8

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  4. 9

    波瑠のゴールインだけじゃない? 年末年始スクープもしくは結婚発表が予想される大注目ビッグカップル7組総ざらい!

  5. 10

    アヤックス冨安健洋はJISSでのリハビリが奏功 「ガラスの下半身」返上し目指すはW杯優勝