アジア2次予選初白星も ハリル監督を待つ「Jリーグ」という敵

公開日: 更新日:

「日本代表にとっての収穫は、ただ勝利したことに尽きます。ハリルホジッチ監督が試合後の会見で『選手たちは(当時FIFAランク154位の)シンガポールと引き分けてから2カ月、プレッシャーを感じていただろう』と話していましたが、プレッシャーを感じていたのは指揮官も同じ。ハリルホジッチもW杯予選で初勝利したことでプレッシャーから解放され、ここから仕切り直しといったところでしょう」(サッカージャーナリスト・六川亨氏)

■就任半年で見えてきた本性

 もっとも、ハリルホジッチは今後、対戦相手以外に「Jリーグ」という敵と戦っていかなければならない。

 実はJリーグ関係者の間では「ハリルさん、勝てないと言い訳ばかり」とすこぶる評判が悪い。その最たるモノが「代表(合宿など)のスケジュールが少な過ぎる」というセリフである。

 8月上旬に中国で開催された東アジア杯。北朝鮮、韓国、中国を相手に2分け1敗。最下位の屈辱にまみれた。するとハリルホジッチは「あと(準備に)2、3日あったら負けなかった」と言い訳に終始した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    「SIAM SHADE」DAITAがメンバー4人を提訴報道…人気バンドを巡る金銭問題と、「GLAY」は別格のワケ

  2. 7

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 10

    《あの方のこと?》ラルクhydeの「太っていくロックアーティストになりたくない」発言が物議