入札額15億円超え “韓国50発男”朴炳鎬はツインズが交渉権

公開日: 更新日:

 韓国のスラッガーを落札した球団が明らかになった。

 スポーツ専門チャンネルESPN(電子版)ら複数の米メディアは9日(日本時間10日)、ツインズが韓国プロ野球ネクセン・ヒーローズからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す朴炳鎬(パク・ビョンホ)内野手(29)の交渉権を得たと報じた。すでに発表されている入札額は1285万ドル(約15億8000万円)で、今後はツインズに独占交渉権が与えられる。

 現在、開催中の「プレミア12」の韓国代表でもある朴は2年連続50本塁打を放っている右の長距離砲。今季は打率3割4分3厘、53本塁打、韓国プロ野球記録となる146打点をマークした。

 朴の本職は一塁で過去に3度の首位打者を獲得したマウアーとかぶる。米メディアによれば朴とマウアーを一塁、DHで併用する方針だという。

 ツインズのアジア人内野手といえば、朴と同様に10年オフにポスティングシステムで移籍した西岡剛(現阪神)が故障もあって通算打率2割1分5厘と期待を裏切った。メジャーの投手に対応できなければ、「韓国の大砲」は西岡の二の舞いになりかねない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘