マエケンと名門レッドソックスを繋ぐ「日本人4人」の存在

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■ヤ軍田中との投げ合いも夢のとひとつ

 レッドソックスには、上原、田沢の日本人リリーバーが在籍。今オフは加えて、01年からパイレーツに所属し、13年WBCではドミニカ共和国代表、日米野球ではメジャー選抜でコンディショニング部門のスタッフを務めた百瀬喜与志氏をストレングス&コンディショニングコーチとして招聘した。

 前田がレッドソックスに入団することになれば、上原、田沢という日本人選手のみならず、百瀬コーチの存在も頼りになるはずだ。

 百瀬コーチはパイレーツ時代、2年間プレーした桑田真澄(現評論家)と二人三脚でサポートした経験がある。

「桑田氏のストレッチ法は今もパイレーツで採用されているそうで、投手にとって肩肘に負担をかけないために、肩甲骨回りの筋肉に柔軟性を持たせることを重視している。マエケンが『マエケン体操』を取り入れているのも同様の理由。桑田氏を知る百瀬コーチであれば、マエケンもしっかりとしたトレーニングを積み、良好なコンディションを保ちやすいでしょう。マエケンにとって桑田氏は、PLの尊敬する先輩。桑田氏に会ったときは投球論のみならず、メジャーについても話を聞いて参考にしている。百瀬コーチのこともWBC、日米野球を通じて認識しているようです」(前出のスカウト)

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