故障者続出で負担増確実 則本“酷使”で高まる米移籍願望

公開日: 更新日:

 楽天は二塁の藤田が肋骨骨折、右翼の岡島が椎間関節炎、そして14日には三塁の今江が左尺骨骨挫傷で3週間安静の大ケガ。いずれも開幕からチームの好スタートを支えてきた主力野手の離脱が続いている。

 ダジャレを飛ばしてご機嫌だった梨田監督も「緊急事態」と笑顔がなくなり、14日にはドラ1ルーキーのオコエ瑠偉を二軍に落とした。もはや、戦力にならない新人をベンチに置く余裕がなくなったわけだが、そんな「緊急事態」で一気に負担が増しそうなのが、15日のソフトバンク戦に先発した則本昂大(25)だ。

 7回3失点で今季初黒星を喫するも、打たれた安打は内川の3ランを含む2本だけ。120球を力投した。これで3勝1敗、投球回数30イニングはリーグトップだ。
 ただでさえ、楽天は選手層に不安がある。野手はもとより、先発も計算できるのは則本くらい。今後はフル回転を余儀なくされ、ちょっとやそっとの痛いかゆいで休むなど許されない。

 あるチーム関係者は「今からオフが心配ですよ」と、こう続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か