コース警戒しすぎた…松山英樹“大誤算”の1オーバー75位

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 ところが大会初日は快晴、微風。2日目以降、悪天候が予想されるとあって同組のB・ワトソン(37)、R・マキロイ(27)は、「今日攻めなければいつ攻めるんだ」といわんばかりに前半からドライバーで飛ばし、パー5では2オンを狙った。その結果、マキロイは前半4アンダー。ワトソンは3番パー4(377ヤード)で1オンに成功するなど、同2アンダーとスコアを伸ばしていった。

 初日ドライバーの平均飛距離が341ヤード(1位)のB・ワトソン、308ヤード(23位)のR・マキロイに対し、松山は304ヤード(36位)。300ヤード以上飛ばしたプロが初日50人もいたことから、各選手とも天気をにらんでコースを攻めたのがわかる。前半の1打目にアイアンを多用した松山は、コースを警戒しすぎたのかもしれない。

 距離が長くなるインでは、一転してドライバーで攻めた。後半は7ホールすべてフェアウエーをとらえるなど、ドライバーの調子は完璧だった。しかし肝心のグリーン上で3メートル前後のパットを外すなど、初日は32パットと転がりが遅いグリーンにタッチもライン読みも狂った。後半だけで3ボギーをたたいて、前半の貯金を全部吐き出してしまった。

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