移籍を決断か FAオリ糸井争奪戦“巨神一騎打ち”の行く末

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「糸井と親しい関係者に聞いた話では、『本人はオリックス阪神ではなく、阪神と巨人で迷っている』と言っていた。巨人がFA戦略の情報漏洩に神経質になっているためか、スポーツ紙の報道から巨人の名前が消えてしまっているが、水面下では依然として糸井取りの調査を行っているのは間違いない。長野しかレギュラーが確定していない外野手で、率も残せて長打も足もある糸井は巨人の補強ポイントに完全に合致するという評価ですからね。資金力を考えれば、言うまでもなく阪神と同等かそれ以上の条件は出せる。つまり、日本シリーズが終われば今度は、糸井を巡って巨人と阪神が熱戦を繰り広げるということです」(球界関係者)

■ネックになるのは由伸采配

 来季の3年連続V逸だけは避けたい巨人は必死だ。広島がリーグ優勝を決めた翌日の日刊スポーツには、今オフのFA補強について、〈野手ではオリックス糸井、中日平田、大島、日本ハム陽岱鋼、投手では西武岸、DeNA山口が対象となりそうだ〉なんて記事が載っていた。猫も杓子も、なりふり構わずという巨人の姿勢が伝わってくるのだが、そのリストのトップに位置しているであろう糸井に熱意が伝わるかは別問題だ。

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