“外れ”で5球団競合 ロッテ1位佐々木は自由奔放な強心臓

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 野球を始めたのは長兄・朋也さん(26)、次兄・郁也さん(24)2人の兄の影響だった。小学校1年まではサッカーに夢中だったが、兄にくっついて野球をやるうちにその魅力にとりつかれた。兄が4歳から自転車に乗り始めれば、負けず嫌いが出て2歳からサドルにまたがり、3歳になると自ら補助輪を外したという。

 2人の兄は、共に会社員。朋也さんは今年結婚して家を出ており、郁也さんと両親の4人で実家に暮らしている。

 実家は日野市落川にある閑静な住宅街の一軒家。管理栄養士として企業の社員食堂などの献立作りの仕事に従事する母の浩子さん(54)が一家を支えている。末っ子として自由に育った佐々木に、吉野が手を焼くこともあったという。

「『公園で待ち合わせな』と言って佐々木が別の公園に行ってしまい、2時間くらい待っていたこともあります。おかげで器が大きくなりました、ハハハ。昔から(佐々木の)お兄ちゃん2人はすごく優しくて、だからこうなっちゃったのかな」

■ストイックな一面も

 自由奔放な性格は本人も自覚しているようで、「小学校から吉野がキャプテンをやることが多かったんですが、キャプテンが決める練習メニューに文句をつけたり、『その練習は一切やらない』と言って、知らん顔して好き勝手やっていた。あまりガッツリやるのが好きじゃなくて、ゆる~いところでやりたかった。ゆとり(世代)なので」と自己分析。

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