ハリルの理想と一致 青森山田の初Vに「鹿島を彷彿」の声

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 高校サッカー選手権決勝(9日)で22回目出場の青森山田が20回目出場の群馬・前橋育英を5―0で下し、初優勝を果たした。

 66年度の秋田商と静岡・藤枝東の両校優勝以来、半世紀ぶりに「最北優勝」を更新した。

 序盤は軽快にボールをつなぐ前橋育英が、U―19代表GK広末を中心に堅く守ってカウンターの青森山田を攻め立てた。しかし前半23分にJ2千葉入り内定のMF高橋が5試合連続ゴールを決め、青森が前半を2―0で折り返すと後半にはFW鳴海が今大会自身5点目、6点目を立て続けに決め、この時点で前橋はギブアップだ。

「元日の天皇杯決勝を彷彿とさせました」とサッカージャーナリストの六川亨氏がこう続ける。

「天皇杯決勝では『堅く守って手数を掛けないで攻める』鹿島が『ボールをつなぎながら流れを引き寄せる』川崎相手に勝負強さを見せ、延長まで120分を戦って2-1で逃げ切った。鹿島は、華麗なパス回しなどに執着せず、非常にシンプルなサッカーで昨年末のクラブW杯でも準優勝と健闘し、天皇杯決勝でも結果を残した。青森山田も徹底して鹿島的サッカーを推し進め、特にチーム4点目は見事でした。GK広末が精度の高いゴールキックを相手ゴール前に送り、MF郷家がヘディングで競ったコボレ球をFW鳴海がダイレクトで叩き込んだ。実に効率的なゴールでした」

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