50歳P・マークセンが逆転V 羽川豊プロが見た強さの秘密

公開日: 更新日:

【SMBCシンガポールオープン】

 最終日は前日サスペンデッドの残りを消化し、そのまま同じペアリングで最終ラウンドに突入した。そして最終組から9組前でプレーした昨季日本シニア賞金王のプラヤド・マークセン(50=タイ)が67をマークして通算9アンダーでホールアウト。後続組が追いつけず、ツアー通算6勝目と全英オープン出場権を手に入れた。

「疲れたけど勝ててうれしい。早くホールアウトしてクラブハウスで休んでいたら、みんなのスコアが伸びずにビックリした」(マークセン)

 日本シニアツアーで共に戦う羽川豊プロがマークセンの強さをこう語る。

「どんなに狭いコースでもショットが曲がらずに、ドライバーは低めの弾道で280~290ヤードと飛距離が出るのがマークセンの強みです。少しでも曲げるとクリークにつかまる会場との相性もよかった。パットが入ったら、いつでも勝てるだけの実力がある。すでにシニア年齢ですが、シンガポールという暖かい会場で試合が行われて体が動きやすかったのもよかったのでしょう」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  3. 8

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  4. 9

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  5. 10

    中山美穂さんが「愛し愛された」理由…和田アキ子、田原俊彦、芸能リポーターら数々証言