香川ゴールも惨敗…“テロの標的”ドルトムントの内憂外患

公開日: 更新日:

 試合が始まると「被害者ドルトムントに不利な判定」が相次いだ。

 前半19分のモナコの先制ゴールは、副審が得点者FWムバッペのオフサイドを見逃したから。同35分のドルトムントDFベンダーのオウンゴールは、モナコFWファルカオに足を踏まれて体勢を崩したのが原因だった。

 ドルトムントは後半に香川の1ゴール1アシストで2点を返したが、ホームで手痛い敗戦を喫した。「ドルトムントはピッチ内外でトラブルを抱えている」とサッカーライターがこう続ける。

「ドルトムントは今後もテロの脅威に怯えてスタジアム、練習場、合宿地で厳しい警備が必要となる。選手たちはサッカーに集中するのが難しくなり、大きなハンディを背負うことになった。絶対的なエースストライカー流出の危機にも直面している。今季公式戦32点とゴール量産中のFWオーバメヤンは今夏、スペインの名門レアル・マドリード移籍が噂され、今回のテロ事件が移籍を加速させるともっぱらです」

 ドルトムント、先行きは完全に不透明――。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも