ラグビーW杯前哨戦で対戦 アイルランドの恐るべき底力

公開日: 更新日:

 前哨戦で苦戦必至だ。

 19年ラグビーW杯で日本と同組のアイルランド代表が13日、日本とのテストマッチ2試合(17、24日)を前に会見。チームを代表して取材に応じたリッチー・マーフィー・コーチ(キッキング、スキルズ担当)は日本の印象について「(10日のルーマニア戦は)非常に素早く、キックも素晴らしかった。ポジショニングもいいので、対策を講じないといけない」と日本のスピーディーな展開を警戒した。

 アイルランドは今回米国、日本と続く遠征に若手主体で臨んでいる。主力11人が現在、英国、アイルランド、スコットランド、ウェールズ計4協会の連合チーム「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」の豪州、ニュージーランド遠征に参加しているためだ。

 世界を代表する実力派が揃うアイルランドの主力が不在とはいえ、今回は侮れない。

「(今回のメンバーは)19年W杯で戦えない選手を選んだわけではない」とマーフィー・コーチが自信たっぷりに話す通り、将来の同国代表を担う逸材が少なくないからだ。

 中でも司令塔的な役割を担うSHキーラン・マーミオン(25)は昨年3月のイングランド戦と11月のニュージーランド戦に出場。両国の連勝記録を18で止める原動力になった。

 日本はテストマッチ2試合でアイルランドの若手に翻弄されそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    海星・陣内優翔は長崎県初の“完全男”だが…スカウトが「上位獲得」を渋るワケ

  3. 3

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  4. 4

    二階堂ふみ&カズレーザー電撃婚で浮上したナゾ…「翔んで埼玉」と屈指の進学校・熊谷高校の関係は?

  5. 5

    自死した元兵庫県議の妻がN党・立花孝志党首を「名誉毀損」の疑いで刑事告訴…今後予想される厳しい捜査の行方

  1. 6

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  2. 7

    突然のがん宣告にも動揺なし「で、ステージはナンボでしょうか?」

  3. 8

    長崎を熱狂させた海星・酒井圭一さんが当時を語る…プロ引退後はスカウトとして大谷翔平を担当

  4. 9

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩

  5. 10

    平和記念式典での石破首相スピーチの評判がすこぶるいいが…原稿を下書きしたのはAIだった?