ヤクルト由規が2勝目 父親の“アクシデント”が一役買う

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 この日はその精神面をクリア。自身のメンタルコントロールに一役買う“アクシデント”もあった。

「投げる日はいつも、父親からLINEでものすごく長文のメールが来るんです。しかも試合の1時間前くらいに。書いてあることも評論家みたいな内容で、しかも当たっていることが結構書いてあったりすると、それを読んで頭がぐちゃぐちゃになっちゃう。でも、数日前に父親の携帯電話が水没してLINEが打てなくなったらしくて、今日も送られてこなかったんです。勝てたのはそのメールがなかったおかげかな(笑い)」

 息子の登板日にはできるだけ球場に駆けつけている父・均さん。この日も母の美也さんと共にスタンドで勇姿を見守っていた。結果を残したものの、間隔を空けての登板となるため、きょう15日に再び抹消される予定。「早くローテで投げられるようになりたい」と話した由規は試合後、家族の待つ店に食事をしに向かった。

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