世界選手権で躍進 “柔道復活”の秘密と世界連盟の嫌がらせ

公開日: 更新日:

「個人戦での7個の金メダル獲得は評価できますが、今大会の結果は決して手放しで喜べるものではありません」と柔道ライターの木村秀和氏がこう続ける。

「100キロ級で優勝したウルフ・アロンはともかく、男子は81キロ級以降、女子は重量級に不安を残しました。特に優勝が確実視された81キロ級の永瀬(4回戦敗退)、100キロ級の羽賀(2回戦敗退)、女子78キロ級の梅木(銀メダル)の前回覇者3人が勝てなかったのは厳しい。永瀬は完璧な組み手にこだわり過ぎて技が繰り出せずに最後は右膝を負傷して反則負け。梅木にしても決勝では左のつり手が取れずに、相手にことごとく崩された。今の柔道では早く仕掛けて、組み手が不十分でも技が繰り出せないようでは世界では勝てない。73キロ級金の橋本は5割の組み手でも技を決めていた。東京五輪で全階級メダルを狙うのであれば、もう一度、重量級の分析、対策が必要だと思います」

 しかも、山下会長が「日本の活躍だけが目立った」と自画自賛した今大会の結果を受け、国際柔道連盟(IJF)は今季から試験的に導入した新ルールを改正する可能性も指摘されている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ