武闘派プレーで圧倒 畑岡“奈紗ちゃんブーム”巻き起こすか

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【日本女子オープン】

 畑岡奈紗(18)が目標スコアの通算20アンダーに到達して、樋口久子(71・日本女子プロ協会相談役)以来、40年ぶりに大会連覇を遂げた。前週のミヤギテレビ杯との2戦連続優勝もあり、ダブル快挙だった。

 最終日はキム・ヘリム(28)、申ジエ(29)に2打差の13アンダー単独トップ発進。前半は4バーディー、1ボギーと3つ伸ばして通算16アンダーでターン。この時点で2位とは5打差だった。後半に入っても勢いが止まらず、4バーディーを奪って2位の申に8打差をつける圧勝だった。さらに2010年大会に宮里美香が出した最少ストローク記録(12アンダー)も大きく更新した。

 今大会はただひとり4日間とも60台で回り、平均ストロークが73.565と一番タフだった最終日に65のベストスコアをたたき出した。

「ショットが安定してパターが入ってくれた。いい流れで回れて20アンダーで上がれたのはうれしい。これから私たちの世代が日本(女子ゴルフ界)を引っ張っていく。今日の優勝は意味がある。これからも攻める気持ちを忘れずに精いっぱい頑張りたい」(畑岡)

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