クーデターも不発 貴乃花親方は理事長選どころか再起不能

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 横綱日馬富士(33)が同郷の貴ノ岩(27)に暴行を加えた事件で、いつしか貴ノ岩の師匠である貴乃花親方(45)に火の粉が降り注ぐようになったのはある意味、当然かもしれない。

 巡業部長の要職にありながら、協会より先に鳥取県警に被害届を提出。貴ノ岩の負ったケガが言われるほど重傷ではないことが露見した以降も、民事訴訟などの法的手段を検討しているという。騒ぎを大きくすることによって相撲協会の現体制にダメージを与えようという意図がありありで、それもこれも来年3月の理事長選を見据えた言動との見方がすでに定着しつつある。

「協会の理事では少数派の貴乃花親方は今回の騒動を利用、騒ぎを大きくすることによって、一発逆転を狙った。来年の理事長選に向けて、形勢が不利だからこそ派手に騒ぎ立て、少しでも自分の勢力を拡大する必要があったのです」とは、ある親方だ。

 来年3月の理事長選は1月の理事選と密接にリンクしている。相撲協会の理事長は、理事選に当選した元力士10人の互選によって決まる。つまり理事長選の投票権を持つ理事の支持をどれだけ集められるかがカギになるわけで、理事が決まった時点で大勢が決すると言っても過言ではない。

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