男子モーグル堀島行真 世界王者越えに立ち塞がる雪質の壁

公開日: 更新日:

 モーグルに限らず、スキー競技では、スタート順によって有利、不利が生じやすい。コースが荒れて滑りにくくなるためだ。滑走順によるハンディを極力減らすため、今大会は雪を固めて乱れにくいコースになっている。気温が冷え込めば、コースは凍りつき、スケートリンクのような状態になるという。

 もちろん、全ての選手がイコール条件とはいえ、硬いコースは堀島にハンディとなりそうなのだ。

 キングズベリーにも引けを取らないスピード、空中姿勢には定評があるものの、比較的ターンは不得手だ。この日の予選では持ちこたえたものの、レース終盤でターンを乱して得点に響いた。

 堀島は決勝に向けて「ビデオを見て、自分で差を付けられることを集中的にやっていく」と、キングズベリー対策を明かしたが、苦手のターンに足を引っ張られかねない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁の「清純派枠」を狙うのは"二股不倫報道”の田中圭と同じ事務所の有望株という皮肉

  2. 2

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  3. 3

    橋本環奈『天久鷹央の推理カルテ』コア視聴率も低迷…パワハラ報道前からあった"上げ底人気"疑惑

  4. 4

    趣里と三山凌輝に結婚報道…“希代のワル”羽賀研二を彷彿とさせる男の登場に水谷豊どうする?

  5. 5

    慶応幼稚舎の願書備考欄に「親族が出身者」と書くメリットは? 縁故入学が横行していた過去の例

  1. 6

    ベッキー不倫騒動が教訓 LINEはこうして筒抜けになる

  2. 7

    自民“裏金議員”西田昌司氏が沖縄戦に許しがたいイチャモン…次期参院選に推薦した公明は真っ青

  3. 8

    上智大は合格者の最大40%も…2021年から急増した「補欠合格」の現状

  4. 9

    人間の脳内のマイクロプラスチック量は「使い捨てスプーン」サイズ…8年前より1.5倍に増えていた

  5. 10

    嵐「解散ビジネス」で荒稼ぎの皮算用…総売り上げは500億に? 2026年5月に活動終了