初の対外試合で6失点も 巨人・野上マイペースぶりの吉兆

公開日: 更新日:

 野上亮磨(30)が18日、西武から移籍後、初の対外試合デビューを果たした。沖縄・那覇キャンプの韓国KIAとの練習試合で、三回から2番手として登板。2イニングを投げて6失点だった。

 二塁・吉川尚、遊撃・山本の失策が絡んだため自責点はゼロだったが、6安打を浴びた。初登板となった12日の紅白戦でも1回を2安打2失点(自責点ゼロ)。この日、先発して2回を無失点に抑えながら「全く収穫がなかった」と振り返った山口俊(30)は、前回の紅白戦からゼロ行進。宮崎から沖縄へ移動する際に高橋監督に「やっぱりいい」と名指しで褒められている。

 1、2年目の違いはあれど、同じ年齢で同じFA入団。焦りがないわけではないだろう。それでも「そもそもこの時期の投球はアテにならないが、野上は特にそう」と古巣・西武関係者がこう言った。

「この前、紅白戦後に投げ込んで計400球と報道されたが、これが野上の調整法。昨年もこの時期に432球って日があった。今が疲労のピークに近い状態。実戦で投げても結果が出ない時期なんです。普通、プレッシャーがかかる巨人にFAで入ったらペースが狂いそうなものだが、自分のペースでできている証拠ではないか」

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