大坂なおみ快進撃続く 元女王セリーナにストレート勝ち

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 大物食いの快進撃が止まらない。

 テニスのマイアミ・オープン(米フロリダ州)は21日(日本時間22日)、女子シングルス1回戦を行い、世界ランク22位の大坂なおみ(20)が元世界ランク1位のセリーナ・ウィリアムズ(36=米国)と対戦。セットカウント2―0でストレート勝ちし、2回戦進出を決めた。

 大坂は4大大会最多23度の優勝を誇る元女王を相手に序盤から一歩も引かない。第1セットは互いにキープし、迎えた第7ゲームは強烈なショットで相手のミスを誘い、この試合初のブレークに成功。第9ゲームはラリーを制して1セット目を先取した。

 第2セットも試合の主導権を譲らない。第4ゲームでブレークを決めると、5―2の第8ゲームで、このセット2度目のブレーク。わずか1時間17分で元女王を退けた。

 大坂は先のBNPパリバ・オープンではシャラポワ、ハレプら新旧女王を相次いで撃破し、4大大会に次ぐ格付けの大会で日本勢初の頂点に立ったばかり。

 20歳の新鋭の勢いは本物とみてよさそうだ。

 大坂は2回戦で、同4位で第4シードのエリナ・スビトリナ(23=ウクライナ)と対戦する。

▽大坂なおみのコメント
「最初はすごく緊張した。(憧れのセリーナを下し)夢がかなって本当にうれしい」

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