反省の弁は保身が目的か 貴乃花親方に“面従腹背”の過去

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 そして、こう続ける。

「協会は日馬富士の暴行事件をきっかけに、再発防止の研修会を行った。ところが、貴乃花親方は弟子ともども、この研修会に出てこなかった。それで暴力事件を起こしたとなれば、言い訳のしようがない。つまり、弟子もろともバッサリやられるのが怖いから、いまは協会の顔色をうかがって殊勝な態度を見せているだけだ」

八角親方にもすり寄る

 貴乃花親方にはなにしろ“過去”がある。2年前、「これが最初で最後の勝負」と意気込んで臨んだ理事長選に、2対6で完敗。

「今日で終わりました。後は相撲界の屋台骨を支える。それが相撲道の精神でもある。理事長から与えられた役割をまっとうするだけです」と、今回同様、平身低頭だった。

 ところが、その舌の根も乾かぬうちに、理事長選で貴乃花親方を支持した伊勢ケ浜理事(元横綱旭富士)、山響親方(元前頭巌雄)らと国技館の一室に集まってゴソゴソやっているのを目撃した親方もいる。そして日馬富士暴行事件に端を発する一連の騒動だ。死んだふり、面従腹背は貴乃花親方の“十八番”と言っても過言ではない。

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