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武田薫スポーツライター

1950年、宮城県仙台市出身。74年に報知新聞社に入社し、野球、陸上、テニスを担当、85年からフリー。著書に「オリンピック全大会」「サーブ&ボレーはなぜ消えたのか」「マラソンと日本人」など。

ボストンマラソン優勝の川内優輝「プロ宣言」の衝撃と計算

公開日: 更新日:

 陸連は来年9月の代表選考レース(MGC)への出場権争いをあおって盛り上げに懸命だが、川内、設楽、大迫の激突が楽しみだとはならない。オリンピックを目指さない川内プロがMGCで走るか否かは代理人との交渉次第。設楽ももはや舞台は世界で、今秋のベルリンで記録再更新と2度目の1億円ゲットを狙い、来年のことなど考えていない。国立競技場を無策に手放した陸連に、日本記録保持者やボストンの覇者を外す権威があるのか。やっとマラソンが面白くなってきた。

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