【野手1】ア・リーグ屈指のスラッガーと俊足有望株

公開日: 更新日:

マレックス・スミス(レイズ・25歳)

 多くの有望株を輩出するレイズで最も期待される若手野手だ。

 ブレーブスから移籍して2年目の今季は開幕から好調。178センチと小柄ながら、俊足を生かして内野安打を積み重ねており、打率3割をキープ。リーグ打撃10傑に名を連ねている。今季はスパンと併用される予定だったが、ベテランを抑えて中堅の定位置を獲得した。

 12年のドラフト5巡目でパドレスに入団。マイナーではルーキーリーグから順調にステップアップし、14年オフにはジャスティン・アップトン(現エンゼルス)らとのトレードでブレーブスに移籍。そのブレーブスで16年に念願のメジャーデビューを果たしたが、その年のオフにはマリナーズも交えた三角トレードでレイズに移った。他球団からは身体能力を高く評価され、マイナーでは毎年のように譲渡の申し込みが絶えなかったという。

 チームは開幕から低迷が続くだけにジャーニーマン(チームを渡り歩く選手)のスミスは、今季中のトレードもあり得る。

【連載】大谷の難敵 ケタ違いの実力と素顔

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」