大谷はメジャーで全盛ツーシーム投げず…でも大正解の理由

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 メジャーはいま、ツーシーム全盛だ。速球がシュートしながら沈むツーシームは、バットの芯を外して内野ゴロを打たせるのに適した球種といわれる。

 メジャー公認球は、プロ野球の統一球と比べて変化が大きい。ツーシームも面白いように変化するため、海を渡った日本人投手の多くがとりこになる。ダルビッシュしかり、田中しかり、メジャー入り直後はツーシームを投げまくった。

 そんな中、ツーシームを投げようとすらしないのがエンゼルスの大谷翔平(23)だ。速球は純粋な真っすぐのフォーシームだけ。キャンプからここまで、速球を動かそうという意図をまったく感じさせない。

■スプリットがより効果的に

 しかし、大谷のスタンスは大正解だ。

 メジャーでは多くの投手がツーシームを主体にする。速球を打者の手元で動かす。そのため打者は速球を手元まで引きつけ、変化を見極めて打つことに慣れている。速球は手元で動くのが当然という意識がある。そこへ球威も球速もツーシームに勝るフォーシームを投げるから効く。打者はどうしても始動が遅れるのだ。

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