企業も歓迎 合宿生活が証明書になる一橋大ボート部の就職

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 体育会の学生は、企業研究に時間を割かず、志望動機も曖昧になりがちだという。それでも企業は喜んで採用する。普通の学生は太刀打ちできない。

 求人コンサルタントの石塚毅氏はこう言う。

「企業の人気は、1位が野球部で、2位が駅伝部、3位がラグビー部、4位がアメフト部といったところ。これは“しつけ”が行き届いている順です。厳しい上下関係の中でメンタルを鍛えられ、集団生活を送ってきた学生は、組織の中でも力を発揮できるだろうと考えられるのです」

■目標を与えればガムシャラに働く

 子供のころからスポーツをやっていた家庭なら裕福だろうという背景も、企業側に歓迎されるゆえんらしい。

「子供にスポーツをやらせるには月謝や道具にお金がかかります。余裕がない家庭にとってはハードルが高い。それに、大学のラグビー部やアメフト部は、系列校出身で子供のころから始めていたという学生が多い。小学校や中学校から私立に入っていたわけで、そんな家庭でしっかりと育てられていれば、人柄の面でも申し分ないと考えられます。特にアメフトの場合は、子供のころにタッチフットから始めるケースが大半ですが、その応援に来ている保護者を見れば、みんなセレブ。育ちの良さが想像できます」(石塚氏)

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