人気企業がズラリ 六大学野球連盟の就活セミナーが大人気

公開日: 更新日:

 来年卒業する大学生の採用活動は、3月1日が解禁日。しかし、それはあくまでもタテマエで、それより早くから就職セミナーが開かれるケースは、少なくない。そのひとつが、東京六大学野球連盟が主催する「就職セミナー」だ。解禁日より3カ月以上前の昨年11月27日、「東京六大学野球就職セミナー:就活スタートガイダンス」を開催している。

「志望業界の先輩もいらっしゃったり、とてもためになる話を聞けました」

 セミナー終了後、そう語ったのは、六大学初の女性主務として話題になった慶大の小林由佳さん。セミナーは、新4年生向けで、連盟所属の部員200人と応援部員40人が参加。就職情報サイト「マイナビ」の池本博則氏が①就活スケジュール ②エントリーシートや筆記試験、面接などで準備しておくこと ③業界研究や採用動向のポイントなどについてレクチャーしたほか、各業界のOBが体験談を披露した。

「2月と3月には、有名企業が集まるセミナーがありました。企業が設けたブースを1カ所30分ずつ、4カ所以上回るのがノルマです。サークルの連中は夏休みにインターンシップ(就業体験)に参加したりして企業研究を進めますが、僕らは練習や合宿でまったくできません。セミナーは大助かりでした」(参加した早大生)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち