告訴状受理 警視庁の標的は日大アメフト部の“日常的暴力”

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 周囲の関係者の話を総合すると、日大アメフト部では暴力が日常的に横行していた。それも下級生1人に対して、複数の上級生が殴る蹴るでボコボコに。血だらけにすることも珍しくなく、ほとんどリンチ同然だったそうだ。

 それらもまた、内田前監督や井上前コーチを含む首脳陣の指示だった可能性がある。

 警視庁はそういった体育会のしごきや体罰ではくくれない激しい暴力沙汰を把握しているからこそ、試合中のプレーを「入り口」に部内の傷害事件にメスを入れるつもりではないか。そう考えれば、警視庁が告訴状を受理したのも納得だ。

 内田前監督はこの日、日大の理事会で常務理事の辞任を承認され、人事部長や保健体育審議会事務局長としての職務は停止、6カ月の自宅待機となったが、司直の手が伸びる可能性まで出てきた。

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