日本が価値あるドロー ポーランドに引き分け以上で決勝Tへ

公開日: 更新日:

 右からのクロスに岡崎が競り合い、ファーサイドにこぼれたボールに乾が反応。ダイレクトで折り返すと、ゴール前でフリーになっていた本田が利き足の左で同点ゴールを蹴り込んだ。倒れ込みながらGKの動きを封じた岡崎の泥くさい“アシスト”も大きかった。

 2度の劣勢を巻き返す価値ある勝ち点1。決勝トーナメント進出に大きく前進しながら、しかし、試合後の選手には笑顔が少なかった。長友が、香川が、柴崎が、乾が「勝ち切りたかった」「勝てる試合だった」と口を揃えた。実際、後半は攻めあぐねるセネガルに対し、終始、日本が主導権を握った。後半16分に大迫が、19分には乾が決定的なチャンスを逃した。

 日本時間午前3時にキックオフしたコロンビア戦でポーランドが0―3で惨敗。1次リーグ敗退が決定した。

 この結果、日本は28日のポーランド戦で引き分け以上なら決勝トーナメント進出が決まるが、上に行けば行くほど決定力不足は致命傷になる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  3. 3

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  4. 4

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  5. 5

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  1. 6

    12月でも被害・出没続々…クマが冬眠できない事情と、する必要がなくなった理由

  2. 7

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  4. 9

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

  5. 10

    2025年のヒロイン今田美桜&河合優実の「あんぱん」人気コンビに暗雲…来年の活躍危惧の見通しも