4連敗で広島と9ゲーム差 由伸巨人がすがる二軍の“松坂2世”

公開日: 更新日:

 巨人が4連敗を食らって借金2となった。

 24日、倉敷でのヤクルト戦に内海哲也(36)が先発。三回に山田哲に先制2ランを浴びるなど5回3失点で2敗目(3勝)を喫した。

 7連勝で乗り込んだ広島で3タテを食らったショックから立ち直れない。これで首位広島と9ゲーム差に開き、背後の3位ヤクルトに0.5差、最下位の中日にも3・5差に迫られた。連勝で一時は「2位独走」になったが、再び馬群にのみ込まれた格好だ。

 今年もリーグ優勝の奪回は難しそうだ。問題は3年契約最終年の高橋由伸監督(43)の続投ラインである。さるチーム関係者がこう言った。

「本来なら36歳の元左腕エースが谷間を埋めるように登板している場合ではない。だから二軍の有望株で高卒2年目の高田が、週末の中日戦で投入されます。仮にV逸しても、由伸監督は高卒4年目で22歳の岡本を4番に定着させた。来季に向けて、あとひとりくらい、投手でも野手でも、これといった若手を抜擢したい。昨季、ほぼ後半戦だけで6勝を挙げた新人の畠のような新鋭です」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?