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陸連顧問が五輪に警鐘「このままでは人殺しマラソンに」

 ――もちろんです。前例とは、91年世界陸上東京大会。男子は谷口浩美が金、女子は山下佐知子が銀でした。

「そうだ。私が運営本部長を務めた大会だ。国際陸上競技連盟(IAAF)の副会長は当初、『スタートは10時』と言った。欧米のテレビ放映時間を優先していたわけだ。日本の暑さについては知らないし、選手の体のことも考えていない。私は気温や湿度のこと、選手に与える影響などを話して説得したが、随分揉めたね。結局、IAAFの医事委員長が私の言い分を聞いてくれて、スタート時間が6時になった」

 ――そうでしたね。でも、男子がスタートした6時の気温は26度、湿度73%。60人中、途中棄権が24人(女子39人中15人)も出ました。

「そうだ。朝6時スタートは役員も大変だぞ。私はこの大会で3回徹夜した。その東京大会を教訓にせず、東京五輪のマラソンはなぜスタート時間が7時なんだ。先日、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会(前スポーツ局長、現スポーツディレクター)の室伏(広治)さんに会ったとき言ったんだ。『マラソンをもっと勉強してからスタート時間を決めてくれ』とね」

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