体操協会が手のひら返し “強権”塚原夫妻「2度目の不信任」

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 “疑惑の夫妻”がパワハラを全面否定した。

 2016年リオ五輪体操女子日本代表の宮川紗江(18)に名指しで告発された日本体操協会の塚原光男副会長(70)と妻の千恵子女子強化本部長(71)。宮川は、2人から恩師である速見コーチの暴力指導を認めるよう執拗に求められた上、「五輪に出られなくなるわよ」などと脅された事実を公表したが、その決意の会見から一夜明けた30日、自宅前で報道陣に囲まれた塚原副会長が笑みを浮かべて、「なんで彼女があんなウソを言うのか分からない。全部ウソ!」と言い放ったのだ。その後、代理人弁護士を通じて報道各社に書面を送付。慎重で公平な報道を要請した塚原副会長に対し、協会の反応は冷ややかだった。

■「宮川が勝手に言っていること!」

 都内で開いた臨時理事会で第三者委員会の設置を決めた具志堅幸司副会長(61)が、塚原副会長の「ウソ発言」に対して「非常に残念な言葉。言うべきじゃない言葉だった」と不快感を示した上で、「18歳の少女がウソをつくとは思わない」と言ったのである。

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