日米野球で打率4割 SB柳田“33歳でメジャー挑戦”の現実味は

公開日: 更新日:

「今は『ステロイド時代』のように薬で“延命”できる時代ではなく、メジャー契約における野手の“定年”は35歳前後。分かりやすいのが『松井秀喜モデル』です。35歳でヤンキースを離れ、そこからはエンゼルスやアスレチックスで単年、最後のレイズはマイナー契約だった。複数年契約を考えると、33~34歳がデッドライン。青木(宣親=現ヤクルト)は30歳のとき3年契約を結び、鳥谷(敬=阪神)は33歳でFA宣言しましたが、破談になって残留した。それくらい年齢はネックになる」

 それなら33歳のメジャー挑戦は絶望的か。

「メジャーで柳田はホームランバッターではなく、二塁打を量産するタイプになる。外野の間を抜くラインドライブヒッターの場合、広い球場をホームとする球団なら需要はあるかもしれません。例えばロッキーズやジャイアンツなどです。ただし、3年や5年契約は難しいでしょう。柳田も2年契約で年俸600万ドル(約6億8000万円)くらいが精いっぱいではないか」(同)

 悪条件でも海を渡る覚悟があれば、3年後でも望みはありそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    大谷騒動は「ウソつき水原一平におんぶに抱っこ」の自業自得…単なる元通訳の不祥事では済まされない

    大谷騒動は「ウソつき水原一平におんぶに抱っこ」の自業自得…単なる元通訳の不祥事では済まされない

  2. 2
    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

  3. 3
    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

  4. 4
    中学校勤務の女性支援員がオキニ生徒と“不適切な車内プレー”…自ら学校長に申告の仰天ア然

    中学校勤務の女性支援員がオキニ生徒と“不適切な車内プレー”…自ら学校長に申告の仰天ア然

  5. 5
    初場所は照ノ富士、3月場所は尊富士 勢い増す伊勢ケ浜部屋勢を支える「地盤」と「稽古」

    初場所は照ノ富士、3月場所は尊富士 勢い増す伊勢ケ浜部屋勢を支える「地盤」と「稽古」

  1. 6
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7
    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

  3. 8
    「チーム大谷」は機能不全だった…米メディア指摘「仰天すべき無能さ」がド正論すぎるワケ

    「チーム大谷」は機能不全だった…米メディア指摘「仰天すべき無能さ」がド正論すぎるワケ

  4. 9
    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

  5. 10
    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”