中田翔は3年10億円 破格契約の裏に日ハムの“イメージ戦略”

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 だが今オフは、潮目が変わりつつある。今季、歴代最多の294ホールドを誇る左腕の宮西が先日、年俸1.5億円から2年最大5億円で残留。「肘が動かなくなるまで恩返しをしたい」と男気あるコメントを残した。

「球団のイメージ戦略の一環でしょう」とは、北海道経済に詳しいジャーナリストだ。

「日ハムは23年3月、約600億円を投じて建設する北広島市の新球場に移転する。20年5月に着工しますが、建設費用の一部はパートナー企業から出資を募る。先日公表した新球場のプロモーション映像では、ファン人気が高い中田が使用されている。今回の契約はチームの顔としての『プレミアム』分が加算されたとみていい。宮西も前人未到の記録を作った功労者。その彼をむげにすれば、イメージダウンにつながりかねない」

 もっとも、中田は今まで以上の大きな責任を背負うことになる。

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